国民の制服

マスクをつけることが当たり前になって、早くも約1年。同僚の鼻から下の顔が思い出せなくなってきた。

マスクがウィルスを防げないなんてわかっている。どう考えたってマスクの細かい穴よりウィルスのほうが小さいし。結局、自分からの咳やくしゃみをまかないようにするってことと、

「私は他人にウィルスをまき散らす気はありません。善良で常識のある一般人です。だからここにいる許可をください」

みたいな、他人から白い目で見られないため、なにか文句を言われないための必需品になってると思う。

去年のマスク不足のころは、かわいらしい布マスクなんてのもあったけど、供給が足りている今は、みんな一律不織布の白いのだけ。たまに黒いマスクの人もいるけど。すっかり国民の制服ですね。

いつかはずせる日がくると信じて我慢しよう。でも、いざはずそうってなったらちょっとイヤだけどな。シミやシワをいい感じに隠してくれてるので。