今週のお題「〇〇からの卒業」

今年、学校を卒業される皆さん、ご卒業おめでとうございます。

最上級生の1年間、学校に行けなかったりお友達に会えなかったり、いろいろ不便な思いをしながら、受験や就職活動を頑張ったかたも多かったでしょう。

同時に「おとなって頼りないなあ」と思ったかたも多かったと思います。

未知のウイルスに混乱しながら、私たちおとなは、自分の仕事がなくなることや病気で働けなくなること、病気になることで地域や職場から白い目で見られることを恐れ、どうすれば若い方々が生活や勉強がしやすいか、ということは、正直ちゃんと考えていられる余裕がありませんでした。

お詫びするのも違いますが、かといって、「この経験はいつかあなたの力になります」なんて聞いたようなことを言うこともできません。

ひとつだけ偉そうなことを言わせてもらえるならば、「ただ、生きていきましょう」。

テレビもネットも成功した人間の成功体験が重宝されるので、いい大学をでて、留学して、有名な企業に行った人がたくさん出てきてニコニコ笑っています。

その方々はたしかに素晴らしいですが、その記事には、苦しいことや悲しいことはほどんど書かれません。成功している(らしい)人でも、ストレスを抱えて病気になったり、家族仲がよくなかったり、他人に言うことではないけれどしんどいことをかかえています。なにからなにまでうまくいってるなんて人はいないです。

だから、この先、あなたのまわりにたくさん出てくる、「なんかキラキラしている人」「運に恵まれている人」「自分よりすごい人」を羨ましがる必要はないと思います。今日も生きていきましょう。

ご卒業おめでとうございます。