スクリーン・マジック

映画を見るときは、アクションとCGがばりばりのを見に行くことが多い。そして、だいたいの場合、すごく迫力があっておもしろかったよ!という感想を持って帰ってくるのだけれど、あとでほかの人のネットでの評価を見ると、おもしろかったと言っている人がほとんどいなかったり、専門家からは無視されていたりなんてことがよくある。

考えてみると、映画って、大きな画面で大きな音で、まわりは真っ暗で、その世界に自分がいるような錯覚を抱くから、親近感は抱くし、迫力に圧倒されたりして、それを面白かったと思うのは、よくあることなんだろう。

でもそれだって面白いの一部だからいいんじゃないかなと思う、なんて素人な私。

映画も1年以上行っていないな。そろそろ1本くらい見たいけれど。

 

春眠暁を覚えず

金曜と土曜の夜にね、夜ふかしだったんですよ。

だから日曜は早く寝たの。

なのに月曜のきのう、やたら早く目が覚めて、ちょっと得した気分だった。

ところが昼間に急に眠くなった。

なにがあったんだか眠い。これが春眠暁を覚えずってものなのね、と納得していたら、火曜日のけさ、約1時間の寝坊。たぶん春眠関係なかったね。

(疲れはあとからやってくる。筋肉痛と同じで)

冬と春を分ける日

今週のお題「祝日なのに……」

 

お彼岸は祖母のぼたもちを思い出す。かたくやわらかく炊いた餅米に、適度に甘くてちょっと塩気がある、絶妙の味だった。レシピを聞いておけばよかったなあ。

春分の日ってなにか特別な理由や公的行事があるというわけではないのに、「今日から春ですよ」だけで祝日という、よく考えてみるとすごい日だな。お墓参りして、早いところではお花見をして、ではお米をつくる準備に入ろうとか、なにか意味があったんだろうな。

 

国民の制服

マスクをつけることが当たり前になって、早くも約1年。同僚の鼻から下の顔が思い出せなくなってきた。

マスクがウィルスを防げないなんてわかっている。どう考えたってマスクの細かい穴よりウィルスのほうが小さいし。結局、自分からの咳やくしゃみをまかないようにするってことと、

「私は他人にウィルスをまき散らす気はありません。善良で常識のある一般人です。だからここにいる許可をください」

みたいな、他人から白い目で見られないため、なにか文句を言われないための必需品になってると思う。

去年のマスク不足のころは、かわいらしい布マスクなんてのもあったけど、供給が足りている今は、みんな一律不織布の白いのだけ。たまに黒いマスクの人もいるけど。すっかり国民の制服ですね。

いつかはずせる日がくると信じて我慢しよう。でも、いざはずそうってなったらちょっとイヤだけどな。シミやシワをいい感じに隠してくれてるので。

 

 

地震多発国の民

建築に詳しいわけではないのだけど、奈良時代に建てられた五重塔は、揺れに合わせてゆらゆらして倒れないようにできてると聞いたことがある。

そして日本の建物はずっと、だいたい木で造っている。奈良の大仏を造れたくらいだから、やろうと思えば石造りとか金属とかの建物もたくさん造れると思うんだけど。

一方で、地震がほとんどない国では庶民も石造りの建物に住んでいて、何百年にいちどの地震で倒れて、という話も聞く。

日本の建物は、少なくとも奈良時代のころには、地震とどうつきあうかが課題になってたんだろう。

そうすると弥生時代に、穀物は高床式の倉庫に入れているけど、人間は高床式の家に住まなかった理由もそれかな。穀物は乾燥させてネズミがこないようにしてたけど、人間は地震が来たら家から逃げやすいように低いところに住んでいたとか。

じゃあ地震対策っていつの時代からどんなふうにしてたのかしら、と妄想が止まらなくなるこの頃。

 

 

今週のお題「〇〇からの卒業」

今年、学校を卒業される皆さん、ご卒業おめでとうございます。

最上級生の1年間、学校に行けなかったりお友達に会えなかったり、いろいろ不便な思いをしながら、受験や就職活動を頑張ったかたも多かったでしょう。

同時に「おとなって頼りないなあ」と思ったかたも多かったと思います。

未知のウイルスに混乱しながら、私たちおとなは、自分の仕事がなくなることや病気で働けなくなること、病気になることで地域や職場から白い目で見られることを恐れ、どうすれば若い方々が生活や勉強がしやすいか、ということは、正直ちゃんと考えていられる余裕がありませんでした。

お詫びするのも違いますが、かといって、「この経験はいつかあなたの力になります」なんて聞いたようなことを言うこともできません。

ひとつだけ偉そうなことを言わせてもらえるならば、「ただ、生きていきましょう」。

テレビもネットも成功した人間の成功体験が重宝されるので、いい大学をでて、留学して、有名な企業に行った人がたくさん出てきてニコニコ笑っています。

その方々はたしかに素晴らしいですが、その記事には、苦しいことや悲しいことはほどんど書かれません。成功している(らしい)人でも、ストレスを抱えて病気になったり、家族仲がよくなかったり、他人に言うことではないけれどしんどいことをかかえています。なにからなにまでうまくいってるなんて人はいないです。

だから、この先、あなたのまわりにたくさん出てくる、「なんかキラキラしている人」「運に恵まれている人」「自分よりすごい人」を羨ましがる必要はないと思います。今日も生きていきましょう。

ご卒業おめでとうございます。

 

 

さくらがさいた

今日、東京でも桜が開花したそうです。

改めて考えるとすごいよな。「桜(ソメイヨシノ)の標準木」という木を定めておき、省庁が「桜が咲きましたよ」と宣言し、それがニュースになる国。

私も理由はわからないけれど、開花宣言を見ると、ああ今年も桜が咲いた、となぜだかほっとして暖かい気持ちになる。よかったよかった(寒いのが苦手なので)という気持ちなのか、桜が咲いただけなのになぜだかじーんとして、ちょっと涙が出たりする。ほんとに理由はわからないけど。花粉症でもないけど。

それにしても「さくらがさいた」って韻を踏んでて、こう、暖かくなった空気の中をさくさくと歩いていけるような、前向きな気分になれる。

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